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【映画深層】「僕の帰る場所」でミャンマーにぞっこん 日本との架け橋目指す監督

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家族への思い

 これが長編第1作となる藤元監督は、小さいころから映画に親しんで育ったというわけではなかった。大阪国際大学で家族社会学を学んだ後、映像の編集がやりたくて大阪のビジュアルアーツ専門学校に進むが、ここでさまざまな名作と出合う。中でもヴィターリー・カネフスキー監督の「動くな、死ね、甦れ!」(1989年)やセミフ・カプランオール監督の「蜂蜜」(2010年)など子供を扱った作品にひかれた。

 「家族に関しては“人生レベル”で興味がある。多分、子供のときに両親が離婚したのが大きい。法的に離婚が成立したのがカウン君よりちょっと大きい小学5年生のころで、なんで離れなきゃいけないのかとすごく思っていました」

 卒業制作では、自分の経験を基にした短編「サイケファミリア」を撮るが、今回の「僕の帰る場所」もこれと地続きの部分があると感じている。東京・高田馬場のミャンマー料理店で難民申請中のミャンマー人と知り合い、その家族をモデルに物語を構築。「モデルの子にはモデルの子の、カウン君にはカウン君の思いがあって、いろんなものが混ざり合っている。僕の思いはいい意味で遠いところに行ってくれたかなと思います」と打ち明ける。

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