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水木ワールド、舞台に出現 「ゲゲゲの先生へ」 ねずみ男がモデルの半妖役・佐々木蔵之介 8日から、東京芸術劇場

「人間でも妖怪でもない。主人公の根津は中途半端な存在なんです」と話す佐々木蔵之介(納冨康撮影)
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 漫画家、水木しげるさん(1922~2015年)の作品から着想を得た「ゲゲゲの先生へ」が8日から、東京芸術劇場プレイハウス(東京都豊島区)で上演される。漫画「ゲゲゲの鬼太郎」など数多くの作品から、登場人物や言葉、逸話を引用して作られたオリジナルストーリー。ねずみ男をモデルにした半分妖怪(半妖)の主人公、根津を演じる佐々木蔵之介は「水木さんの世界観を演劇で表現する。かなり挑戦的な試みです」と話す。(三宅令)

                  

 人口が激減した平成60年の日本では、政府が都市に人間を集め、妊婦や赤子を管理している。1人だけ廃村で暮らしていた半妖の根津のもとに、若い男女が逃げてきた。都市では、せっかく生まれた子供に奇妙な病が蔓延(まんえん)しており、謎の怪物も現れたという。

 根津は、戸惑う男女に「それは…俺の案件だな」と告げる。まさに主人公らしい台詞(せりふ)だが、観客の期待を裏切り、どこまでも人を食ったような行動を続ける。金もうけに走り、意地汚く、げっぷやおならが強烈に臭い…。佐々木は「どう考えてもヒーローではない」と笑う。

 うさんくさい性格のねずみ男は、水木お気に入りのキャラクター。自己投影していた節もあり「僕が演じるのは、水木さんの生き方やキャラクター」と話す。水木は生前、戦争で戦友を亡くし、片腕を失ったという壮絶な体験を、爆笑しながら人に話したという。ねずみ男がモデルの根津にもつらい過去があるようだが、それを感じさせず、ひょうひょうと演じる。

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