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「泣き虫しょったんの奇跡」 松田龍平「やりたいことに魂を注いでいるか」自問自答

松田龍平さんは「いつもおびえていた瀬川の表情が少しずつ緩んでいく様子も見てほしい」と話す(宮川浩和撮影)
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 将棋のプロ棋士を目指す若者たちの葛藤を描く人間ドラマ「泣き虫しょったんの奇跡」(東京・TOHOシネマズ新宿など全国公開中、豊田利晃監督)で、松田龍平(35)が一度はあきらめたプロの座を再び目指す青年、瀬川役を好演している。

 プロ棋士になるには、日本将棋連盟の「新進棋士奨励会」に入り、原則として26歳までに四段になる必要がある。原作の同名小説の作者、瀬川晶司(せがわ・しょうじ)五段(48)は年齢規定で奨励会を去った後、特例でプロ昇格を認められた人物。同じく奨励会の途中で挫折した経験を持つ豊田監督が脚本も担当した。

 脚本を一読した松田は「将棋の天才少年たちがやがて大好きな将棋を憎むようになる…。圧倒的な現実に押しつぶされそうになった」と振り返る。撮影現場には豊田監督と瀬川五段が常駐し、徹底したリアリティーを求めた。「駒の打ち方が様になるように3カ月ほど集中練習しました。豊田監督はパチン、と響く音がほしかったようです」と苦笑する。

 作中、なかなか四段に昇段できない瀬川を「好きな仕事をしろ」と応援し続けた父(國村隼)が急死。「父さんが思っているほど僕は頑張っていなかった」。病院で父の亡きがらを前に瀬川がむせび泣く場面はやりきれない。

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