PR

エンタメ エンタメ

WOWOW、来月からネット同時配信トライアル 課題は権利処理

Messenger

 テレビと同じ番組をインターネットで流す「常時同時配信」について、WOWOW(田中晃社長)は10月1日からトライアルサービスとして始め、スマートフォンやタブレット端末での不具合などを検証した上で12月1日から本サービスとして稼働させる。利用者の多様なライフスタイルに合わせるが、権利処理による同時配信のカバー率向上が課題となっている。

 同時配信をめぐっては、総務省の有識者検討会が7月、NHKの同時配信について「一定の合理性や妥当性がある」と容認。NHKは平成31年度中の実現を目指す一方、民放側はコスト面などから導入に慎重な姿勢を示している。

 こうした状況下、WOWOWはBS放送の3チャンネルの同時配信を始める。従来の月額料金(2300円+税)で、「放送」「過去番組を視聴できる『見逃し』などのオンデマンド配信」「同時配信」の3つのサービスを利用できる。

 田中社長は「WOWOWは有料放送で、無料広告の民放とは違う。さらに、キー局とローカル局のネットワークの関係もなく、その利点を生かし、同時配信の先陣を切る。いくつかの課題を解決しつつ、経験値を他の放送局と共有したい」と強調する。

 番組の同時配信は著作物の2次利用に当たり、出演者などの許諾を再び得なければならず、「一番の課題は権利処理」(田中社長)という。本サービス開始時には放送全体の80%以上の同時配信を目指しており、カバーできない部分は過去に放送した別の番組に差し替えて配信するという。

 田中社長は「昨今のライフスタイルの変化を考えれば、放送のネット同時配信は既に時代の要請だと認識している。(同時配信を)早く始めることにより、放送と同じで伝送路が違うだけなんだということを(権利者に)理解いただき、カバー率を100%に近づけていきたい」と話している。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ