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【TVクリップ】開局55周年特別企画ドラマスペシャル「Aではない君と」佐藤浩市

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【TVクリップ】
開局55周年特別企画ドラマスペシャル「Aではない君と」佐藤浩市

テレビ東京の特別ドラマ「Aではない君」に出演する俳優の佐藤浩市(寺河内美奈撮影) テレビ東京の特別ドラマ「Aではない君」に出演する俳優の佐藤浩市(寺河内美奈撮影)

父親としてのあさましさと責任

 中学生の1人息子が死体遺棄容疑で逮捕された。同級生を殺したというが、本人は何も言わない。息子は本当に殺人を犯したのか…。加害者家族となった父親、吉永圭一を演じる。「犯罪加害者の家族に焦点をあてた重い話です。視聴率が欲しいだけなら避けた方がいいテーマで、テレビ東京もずいぶん踏み込んだ。自分としても、仕事と割り切るには役に失礼だと受け止めています」と話す。

 原作は薬丸岳(やくまる・がく)の同名小説。ドラマ化にあたって、主人公の年齢を40歳手前から自身と同じ57歳に変え、よりリアルな父親像を目指した。大手建設会社のエリートサラリーマンである吉永は、自他ともに認める順調な仕事人生を歩んでいた。しかし、離婚した妻が引き取った息子の翼が逮捕されたことにより、ネットに個人情報や実名がさらされ、世間の非難を浴びることになる。

 「たとえ子供が大変な目にあったとしても、父親というのは、純粋に子供のことだけを心配する生き物ではない」という。事件後、吉永はインターネットで自分と翼の名前を検索。自分の名前が出ないことに安心したうえで、自己嫌悪に陥る。「母親と違って、社会的な責任や世間体を気にする嫌らしさがある」とシビアな父親像を示し、「そういうエゴイスティックな部分を自覚し嫌悪する父親が、どう息子に向き合っていくのかを演じたかった」と話す。

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