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朝夏まなと 日本初演55周年「マイ・フェア・レディ」 女心は一から勉強

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朝夏まなと 日本初演55周年「マイ・フェア・レディ」 女心は一から勉強

イライザを演じる朝夏まなと イライザを演じる朝夏まなと

 花売り娘からレディーへの成長物語でもある。あか抜けない花売り娘は、宝塚音楽学校入学時の自身と重なる。「日焼けしてやんちゃでおませな、ゴボウみたいな少女でしたから」

 佐賀県出身。男の子に交じって外で遊ぶ「明朗快活な子供だった」。幼少期からバレエを学び、「バレエで舞台に立つのが一番好きでした」。そんな折、地元・佐賀で上演された宝塚の全国ツアーを観劇。魅せられ、宝塚音楽学校に一発合格した。

 ただ、声楽を学んでおらず歌唱には苦労したが、次々とチャンスを与えられた。「歌と向き合わなければ、と必死で稽古した。それでも目の前のことに精いっぱい。こんなふうに歌いたい、と思えるようになったのは(花組から宙組への)組み替え後です」

 平成27年に宙組トップ就任。日本上演20周年の節目に「エリザベート」を成功させた。歌、踊り、芝居と三拍子そろう役者となった努力の人は今回、女性キーのレッスンを重ね、「マイ・フェア-」制作発表では堂々の歌声を披露した。

 昨年11月、宝塚を退団。「スカートも買いました。地下鉄に乗るのも好き。ひとつひとつが新鮮。今は何にでも挑戦したい」。貪欲に、まっすぐに女優道を進んでいく。30日まで。(電)03・3213・7221。

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