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北村龍平監督「ハリウッドは魔界」 悶々からの脱却で撮った低予算の新作「ダウンレンジ」で“原点回帰”

「ハリウッドでは映画作りのノウハウも経験値も上がってきている」と語る北村龍平監督(伊藤徳裕撮影)
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 米ロサンゼルスを拠点に映画を撮り続けている北村龍平監督(49)の新作「ダウンレンジ」が15日に公開される。アメリカの山道を車で走っていた若者6人が正体不明のスナイパー(狙撃手)に襲われるスリラー映画。低予算ながら大胆な発想とアイデアで勝負した北村監督は「原点回帰な映画」と語る。

 監督は「ハリウッドという“魔界”にいると映画作りがなかなか進まない」と苦笑する。2008年に拠点をハリウッドに移し、これまで2本の作品を世に送り出した。「巨大なシステムの中にいると、素晴らしい脚本で役者が決まっても製作が進まないという、運任せなところがある。それで悶々(もんもん)としていた」

 そこで信頼を寄せる脚本家のジョーイ・オブライエン氏と茶飲み話をしていたところ「スナイパーに襲われることほど恐ろしいことはない」というアイデアが出た。「ハリウッドという複雑なパズルの一部になってしまう」のを避けるため、旧知の真木太郎プロデューサー(アニメ映画「この世界の片隅に」など)に電話した。「『ちょっと3分だけ聞いてくれる? こんな設定を思いついたんだけど』と提案すると『面白い。やろう』と言ってくれた」。北村監督はそれから実写版『ルパン三世』を撮るため日本に帰国した。「『ルパン三世』でベストを尽くしたので、あえて真逆なことをやりたい、原点に戻りたいというので次にこの映画を作ったんです」

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