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【さくらももこさん死去】「ちびまる子ちゃんの街」静岡・清水 昭和の面影が消えても、小学生が駆け出してきそう

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 商店街で呉服店を営む西田玲子さん(64)は「最近は外国人から『まるちゃんの小学校はどこ』と聞かれ、入江小まで送ったこともあるのよ」。清水市立入江小(現・静岡市立清水入江小)はさくらさんの母校で、ちびまる子ちゃんの舞台でもある。

 校舎はさくらさんが通った当時のままで、トンネルと滑り台が一体化した遊び場「もぐら山」から子供たちの声が響き渡る。ここ清水では、時代は変わっても放課後、日が落ちるまで遊び回っている子供の姿がある。

 まるちゃんが老若男女、国境を越えて人気を集めるは、現実と虚構のはざまの絶妙なリアリティーにあるのか…。「一昔前の子供たちの姿」「古き良き昭和の地方都市」という舞台設定だ。竹村会長は「フィクションではあるが、さくらさんのイメージの中にある“当時の清水”で物語が成り立っている。地元のことを描いているだけなのに、30年以上も続いているのはすごいこと」と感嘆する。

 まるちゃんの街を訪ねると、当時の風景は消えうせ、面影はほとんどない。それでも路地からは黄色い帽子をかぶった小学生が駆け出してきそうだし、くすんだ校舎の小学校や夏祭りのちょうちんが揺れる小さな神社には、何とも言えない郷愁を感じる。昭和にタイムスリップしたような懐かしさに浸りながらそぞろ歩くと、どこからともなく、まるちゃんやたまちゃんの元気な声が聞こえてきそうだ。(静岡支局 田中万紀)

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