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民放番組の海外販売、進化 放送前の「ゼロ次販売」も

ドラマ「Mother」は日本版(右)がトルコでリメークされ、欧州などでも人気に
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 民放各局による海外への番組販売の拡大が新たな時代を迎えている。番組そのものを販売する「海外番販」や、番組のアイデアや構成などの権利を売る「フォーマット販売」は各局とも長く行っている手法だが、近年は放送前に販売する“ゼロ次販売”など新たな手法を模索して成果をあげている。放送以外の収益拡大が命題のテレビ局にとって、海外へのリーチ拡大は必須の課題だ。(兼松康)

                  

 「たけし城」「ドクターX」「料理の鉄人」

 海外への番販の歴史は古く、日本テレビでは昭和30年代にはすでに、日系人向けに米ハワイのテレビ局に対し、「シャボン玉ホリデー」を販売している。

 1980年代後半以降、ビートたけしが城主の城を一般参加者らがゲームをクリアしながら攻め落とすTBSのバラエティー番組「風雲!たけし城」が欧米や中南米などに広く販売された。最近ではテレビ朝日のドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」が世界200カ国で放送・配信されるなど人気を集める。テレビ東京のドラマ「孤独のグルメ」も中国、韓国などアジア中心に広く販売されており、同局国際企画室は「食べ物に関する番組はウケがいい」という。

 アニメも人気で、テレ東の「NARUTO-ナルト-」やテレ朝の「ドラえもん」などが世界で親しまれている。

 1980年代頃からは番組自体ではなく「フォーマット販売」が盛んになり、前出の「たけし城」が米国、台湾、オランダなどで現地版が製作され、近年もタイでの現地版ができた。

 日テレの「¥マネーの虎」は世界で35以上のバージョンが作られ、フジテレビの「料理の鉄人」も「アイアン・シェフ」として現地版が人気を集めた。

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