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野田秀樹「年齢重ねたからこそ 見せられるものが…」 NODA・MAP「贋作 桜の森の満開の下」

「坂口安吾の作品で印象的な『青空』は虚無のイメージ。この作品も青空が重要な役割を持っている」と話す野田秀樹(酒巻俊介撮影)
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 劇作家で演出家の野田秀樹が主宰する「NODA・MAP」の第22回公演「贋作(にせさく) 桜の森の満開の下」が9月1日から、東京芸術劇場プレイハウス(東京都豊島区)で上演される。坂口安吾の小説から着想を得て、平成元年の初演以降、再演を重ねている。昨年8月には歌舞伎にもなるなど野田作品の中でも人気が高い。野田は「年齢を重ねたからこそ、見せられるものがある」と意気込む。(三宅令)

                   

 20代のころ、坂口安吾に傾倒し、生まれ変わりと称したこともある。共感したのは、坂口作品における虚無に満ちた青空のイメージ。今回も青空を印象的に使っているといい「自分の作品というより、“坂口安吾という芯”がある」と話す。「記号的な言葉の応酬で話は進むが、底のストーリーは古典的なものだと思っている」

 主に下敷きとしているのは、桜の下で、美しい女を鬼と思い込み、殺してしまう山賊の話「桜の森の満開の下」と、恐ろしい美少女に、人生を狂わせられる彫師の話「夜長姫と耳男」。そこへ「贋作」ならではの、独自要素が組み合わされる。

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