PR

エンタメ エンタメ

「検察側の罪人」二宮和也 人それぞれに正義がある

Messenger

 独善的な正義に走る検察官と新米検察官の葛藤を描く原田真人監督の新作「検察側の罪人」(24日から東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズなどで全国公開)で、二宮和也(35)が殺人事件を追う駆け出し検事の沖野を熱演した。「自分の正義が他者から見れば正義ではないかもしれない。作品は検事同士の主導権争いを描くにとどまらず、物の見方を豊かにしてくれるはず」と期待する。

 作家、雫井(しずくい)脩介の同名ミステリー小説を映画化。脚本を読んだ二宮は「駆け出しの検察官と言っても威厳が必要。容疑者に対し、どの程度厳しい言動が許されるのかにまず関心を持った」という。

 原田監督は、最大の見どころとなった沖野検事の容疑者への苛烈な取り調べについて、二宮に演出を任せた。「僕は検事のことなんてあまり知らないから、新人らしい粗削りな部分が出ると期待したのでは」とその意図を推し量る。

 本作の監修を務めた元検察官を「容疑者の肩に手を置いてもいいか」「机をたたくのはアウトか」と質問攻め。「『実際はクビだが、物語を盛り上げるのに必要ならOK』とお墨付きをもらった」という。

 沖野は次第に最上検事(木村拓哉)が無実の人間を犯人に仕立て上げる気ではないかと疑い、2人は激しく対立する。実際は所属事務所の先輩である木村に意見するなど「絶対にあり得ない」という。「僕は自分の考えを押し通さず、円滑に済ませたいタイプ。自分の正義で首を絞めたくはないな」と笑った。(高橋天地)

                   

 【あらすじ】東京地検検事の最上(木村拓哉)と新人の沖野(二宮和也)は都内で起きた殺人事件を担当。時効となった女子高生殺人事件の容疑者だった松倉(酒向芳)が捜査線上に浮かぶ。最上は沖野に対し、松倉への厳しい取り調べを命じるが…。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ