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三宅唱監督「きみの鳥はうたえる」 二度とない瞬間を共有

「映画館でかけがえのない瞬間を感じてもらえれば」と話す三宅唱監督(藤井克郎撮影)
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 もう二度と撮れない瞬間というものを意識しながら撮っていたという。9月1日から東京・新宿武蔵野館などで公開の「きみの鳥はうたえる」は、多様な映像表現を試みる三宅唱(しょう)監督(34)が初めて原作ものに挑んだ作品だ。「映画にとって最も重要なのは時間だと思う。原作の小説の中で主人公たちが過ごす時間を、お客さんが映画館で体感できるような映画にしたかった」と狙いを語る。(藤井克郎)

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 原作は北海道函館市出身の作家、佐藤泰志(やすし)(1949~90年)が昭和56年に発表した小説。映画では、舞台を東京近郊から現代の函館に移し、刹那的に生きる3人の若い男女の空気感を、息づかいが伝わるほど寄り添って映し出す。

 「原作では、3人が過ごす時間は、幸せな瞬間もそうではない瞬間も、取り返しのつかないこととして描かれている。人を愛することの喜びに誠実でありたいというようなことが丁寧に書かれていて、それを映画でも表現したいと思った」と三宅監督は打ち明ける。

 3人を演じた柄本佑(たすく)、石橋静河(しずか)、染谷(そめたに)将太のキャスティングは、いずれも監督の強い希望によるものだ。この3人以外だったらやりたくないとすら思ったこともある。柄本と染谷とは作品で組むのは初めてだが、以前から映画好きの友人として、一緒にカラオケに行ったりビリヤードをしたりする仲だった。

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