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KAAT「グレーテルとヘンゼル」 姉と弟、浮かび上がる人間関係

姉のグレーテル役、土居志央梨(右)と、弟のヘンゼル役、小日向星一(左)
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 誰もが知るグリム童話の名作から着想を得て、姉と弟の関係性に焦点を当てた舞台「グレーテルとヘンゼル」(ジェルヴェ・ゴドロ演出)が、土居志央梨と小日向星一によって18日から、KAAT(カート)神奈川芸術劇場(横浜市中区)で上演される。鬱屈を抱える姉と無邪気な弟が繰り広げるストーリーについて、2人は「人間関係のあり方について考えさせられる。ぜひ親子で一緒に見に来てほしい」と話す。

 弟・ヘンゼル(小日向)が生まれたことで、全てにおいて弟が優先されるようになり、姉・グレーテル(土居)は面白くない。2人で暗い森をさまよい、魔女の家にたどり着いたとき、グレーテルは考える。「魔女だけでなく弟も、かまどに突き飛ばしたらどうなるのだろう」…。

 姉と弟の関係性に注目して不要なものをそぎ落とした結果、出演者は2人だけで、舞台装置は木製の椅子が15脚のみ。シンプルな演出が臨場感をあおり、家族のだんらん、夜の森、魔女の家を作り上げ、想像力をかき立てる。

 土居は「姉は弟のことを大嫌いで大好き。誰だって家族のことを憎く思う一方で、いとおしいと思うことはある」。小日向は「稽古を重ねるにつれ、自分のなかでヘンゼルが育っていくのがわかる」と話し、「この舞台は、とても現実的な人間関係を描いている」と共演に意気込みを見せた。

 26日まで。(電)0570・015・415。(三宅令)

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