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市川右團次親子“地獄”で共演 右近「お客さまが喜ぶとうれしい」

「宙乗りは、お客さまの顔がよく見えて楽しかったです」と話す市川右近(右)を、市川右團次がやさしく見つめた(斎藤良雄撮影)
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 9日開幕する歌舞伎座(東京都中央区)の「八月納涼歌舞伎」で、市川右團次(うだんじ)(54)とその長男、右近(8)が“地獄”で親子共演を果たす。第2部「東海道中膝栗毛(ひざくりげ)」で、それぞれ閻魔大王と小鬼役。右團次が「毎日(右近を)監督できます」と父親の表情を見せる中、右近は「久しぶりの舞台でうれしいです!」と元気いっぱいに出演を喜んでいる。

 原作は江戸後期の戯作者、十返舎一九(じっぺんしゃいっく)の滑稽文学。歌舞伎では昭和3年、初代市川猿翁(えんおう)と六代目大谷友右衛門の“弥次喜多”コンビで大当たりした。最近は市川猿之助(えんのすけ)演出で上演が続き、第3弾の今回、珍道中はついに地獄まで及ぶ。

 「地獄の夏祭りの真っ最中、右近演じる小鬼が若衆姿で踊る予定です。今、踊りのお稽古を頑張っています」と目を細める右團次。右近は小学2年生。平成29年1月に「雙生(ふたご)隅田川」で初舞台を踏み、宙乗りを立派に勤めた。愛らしい容姿も注目を集めて、子役での出演が続いている。

 右近は「舞台は最初は緊張するけれど、お客さまが喜んでくれるとうれしい」とニッコリ。10月には大阪松竹座での右團次襲名披露興行で、親子は再び「雙生隅田川」と「華果(かか)西遊記」に出演する。いずれも当代猿翁が復活した作品で、「右團次として、師匠の作品を演じていきたい」と師弟愛もあふれた。

 第2部はほかに「雨乞其角(あまごいきかく)」。第1部は「花魁草(おいらんそう)」「龍虎(りゅうこ)」「心中月夜星野屋(しんじゅうつきよのほしのや)」。第3部は「盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)」。27日まで。(電)0570・000・489。

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