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【映画深層】31歳女性監督、つらい経験昇華させ初長編 「悲しみに、こんにちは」で映像の力を実感

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【映画深層】
31歳女性監督、つらい経験昇華させ初長編 「悲しみに、こんにちは」で映像の力を実感

スペイン映画「悲しみに、こんにちは」を手がけたカルラ・シモン監督(藤井克郎撮影) スペイン映画「悲しみに、こんにちは」を手がけたカルラ・シモン監督(藤井克郎撮影)

 この在学中に撮った作品に、「リップスティック」(2013年)という短編がある。幼い兄妹が祖母の死に向き合う話で、この短編を撮って「子供と死の出合い」というテーマに興味を持ち、これを長編にしてみたいと思うようになる。

 「映画学校でよくいわれたのは、デビュー作は自分が経験したものを撮るとうまくいくということ。自分がよく知っている題材を選んだ方が、自信を持って撮れるといわれました」

 母親を失った自らの経験を基に、「悲しみに、こんにちは」が生まれた。

映像の力

 長編第1作ながら、昨年のベルリン国際映画祭をはじめさまざまな映画祭に選出されたほか、今年のカンヌ国際映画祭ではシモン監督が「ウーマン・イン・モーション」のヤングタレント(若い才能)賞を受賞。「ウーマン・イン・モーション」とは、映画業界での男女平等の必要性を訴えるために設けられたもので、ヤングタレント賞の受賞は将来を期待される女性監督として世界が注目していることを意味する。

 「この作品のおかげで、いろんな国を訪ねた」という。例えばベルリンでは、上映後、何人もの観客が泣いていたのでびっくりした。が、やがて、「どこでも同じような反応」であることに気づく。

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