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【桂歌丸さん死去】「笑点」が追悼特番 三遊亭円楽さん涙…「じじい、早すぎるんだよ!」

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【桂歌丸さん死去】
「笑点」が追悼特番 三遊亭円楽さん涙…「じじい、早すぎるんだよ!」

高座で落語「小間物屋政談」を口演する桂歌丸さん。平成29年8月以来、久しぶりの寄席復帰になった=4月 高座で落語「小間物屋政談」を口演する桂歌丸さん。平成29年8月以来、久しぶりの寄席復帰になった=4月

 2日に81歳で亡くなった落語家、桂歌丸さんをしのび、日本テレビは8日午後5時30分からの演芸番組「笑点」を、当初の内容を変更し「桂歌丸師匠ありがとうスペシャル」として放送した。

 番組は、歌丸さんの遺影を中心に、黒紋付き袴(はかま)姿の春風亭昇太さん、林家木久扇さん、三遊亭好楽さん、三遊亭小遊三さん、三遊亭円楽さん、林家たい平さん、林家三平さんの大喜利メンバーに座布団運びの山田隆夫さんが加わった座談会で幕開け。若いころの故三遊亭小円遊との悪口合戦や三遊亭円楽が披露した自分の死亡ネタに怒って全員の座布団を没収した際の様子など過去の名場面が紹介され、メンバーが歌丸さんとの思い出を語った。

 「(解答者時代は)お手本みたいな解答してくれたので、安心してシモネタができた」(小遊三さん)、「たいした答えじゃなくても、受けとめて笑いにしてくれた」(たい平さん)など大喜利の思い出が尽きない中、落語会などで一緒に旅することも多かった円楽さんが、旅先での出来事として「スナックでトイレに入って出てこない。どうしたのかと思ったら、トイレットペーパーを全身に巻いて『ミイラだ』と(ウケを取った)」などと、歌丸さんの意外な一面を披露、会場の笑いを誘った。

 大喜利では天国の歌丸さんに「○○してくれてありがとうございました」と言って、さらにひとこと付け加える…というお題に、メンバーが次々と個性あふれる解答を披露して会場を沸かせた。

 小円遊さん亡きあと、歌丸さんと悪口合戦を繰り広げた円楽さんは、「私の悪口を優しく受けとめ、罵詈雑言(ばりぞうごん)に耐えてくださってありがとうございました」と切り出した。続けて、「最後に言わせてください。じじい、早すぎるんだよ!」。目をうるませ、絞り出すような声の解答で番組は終了した。

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