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能舞台で語る平家物語 吉右衛門、若村麻由美と共演

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能舞台で語る平家物語 吉右衛門、若村麻由美と共演

「能舞台は厳粛な気持ちになります」と話す中村吉右衛門(右)と若村麻由美 「能舞台は厳粛な気持ちになります」と話す中村吉右衛門(右)と若村麻由美

 平家の盛衰興亡を記した軍記物の傑作「平家物語」。平清盛(1118~81年)生誕900年を記念し29日、国立能楽堂(東京都渋谷区)で、人間国宝の歌舞伎俳優、中村吉右衛門と女優、若村麻由美が原典を朗読する「平家物語の夕べ」が催される。

 「平家物語は七五調の韻を踏んだ文章で、歌い上げられるように書かれている。今回、せりふ的に言う部分も交ぜ、朗読劇に近いものになればいいですね」

 吉右衛門は、もっとも有名な冒頭「祇園精舎」に続き、清盛に焦点を当て「入道死去」「慈心房(じしんぼう)」を語る。歌舞伎の当たり役も俊寛や、「熊谷陣屋」の熊谷次郎直実など、平家物語から派生した演目が多く、思いは深い。

 「かつて『平家女護島(へいけにょごのしま)』の通し上演で、俊寛と清盛の2役を演じました。(作者の)近松門左衛門は清盛を極悪人に描きましたが、善行や人間性も感じていただきたい」

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