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宝塚伝説のトップ・早霧せいな 退団後初主演「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」 「社会とつながっていたい」

宝塚の男役から女優となったが、「女子力は装飾品などのアイテム頼り」と笑顔を見せる早霧せいな (宮沢宗士郎撮影)
宝塚の男役から女優となったが、「女子力は装飾品などのアイテム頼り」と笑顔を見せる早霧せいな (宮沢宗士郎撮影)

 元宝塚歌劇団雪組トップスター、早霧(さぎり)せいなが退団後、初主演するミュージカル「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」が6月1日から、TBS赤坂ACTシアター(東京都港区)で上演される。米演劇界の最高栄誉、トニー賞4冠に輝いた作品の日本版。早霧は「現代人も共感できる、人を信じられる作品」と笑顔で話す。(橋本奈実)

 宝塚史上初めて、主演した大劇場公演全5作で観客動員100%超を成し遂げた伝説的トップ。「宝塚で夢をかなえ、芸能生活は満足した。でも『男役・早霧』だけで終わるのは、応援してくださった皆さんに失礼。今作で、またつながれたら」

 「ウーマン-」は、才気と美貌を備えたニュースキャスターのテス(早霧)が仕事最優先ゆえ、新婚生活の危機に陥るが、取材対象の決断を機に自分を見つめ直す姿を描く。ユーモアあふれるやり取りと、華やかな楽曲が印象的な作品だ。

 仕事に没頭するヒロインを身近に感じた。「私もお稽古に没頭し、よく食事を忘れた」。早霧の妹もフリーアナウンサー。「普段も“ら抜き言葉”を使うと指摘される。演じる上でプラスになります」。もっとも「私は役のように押しが強くない。存在感が課題」と自己分析。仕事と結婚の両立も“未知”だが「私は結婚したら家庭中心」と笑顔を見せた。

 きゃしゃな容姿で在団中から女役もこなし、昨年の退団後、表情が柔らかくなったといわれる。「でも共演男性は、男役の仲間という意識がまだ強い。男役ではない私を、温かい目で見ていただけたら」

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