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【西城秀樹さん死去】永遠の“ヤングマン” 脳梗塞後もステージに熱い思い

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【西城秀樹さん死去】
永遠の“ヤングマン” 脳梗塞後もステージに熱い思い

30周年全国ツアースタートで熱唱する西城秀樹さん=2001年3月23日、東京・新宿の東京厚生年金会館(撮影:財満朝則) 30周年全国ツアースタートで熱唱する西城秀樹さん=2001年3月23日、東京・新宿の東京厚生年金会館(撮影:財満朝則)

 俳優として出演したテレビドラマ「寺内貫太郎一家」(49年)では、父親役の小林亜星さん(85)と毎回激しい親子げんかを繰り広げる演技が話題に。ハウス食品「バーモントカレー」のテレビCMに長く出演し、決めぜりふの「ヒデキ、感激!」は流行語になった。

 平成15年と23年に脳梗塞を発症。25年に大阪府内で行った講演では、右半身に障害があることを明らかにし、「やるという姿勢が大切」「あきらめたら終わり」とリハビリの大切さを強調。軽い運動など心がけていることを紹介し、「こうやって話せるのが生きがい」と話していた。

 昨年10月に東京・中野サンプラザで行ったコンサートでは、ほとんど動かないまま歌っていたが、「ヤングマン」を歌うときはおなじみの振り付けを披露、観客をわかせた。言語障害も残っていたはずなのにパワフルなステージを見せ、その後の取材に「歌になると楽に声が出る」と不屈の精神を示した。

 今年の誕生日の翌日、4月14日に栃木県で開かれたコンサートで、最後に熱唱したのは「ヤングマン」。“永遠のヤングマン”を全うした人生だった。(文化部 竹中文)

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