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【高畑勲監督のお別れの会】宮崎駿監督のあいさつ全文(上)「95歳まで生きるものと…」

 高畑勲さんの「お別れの会」で、あいさつする宮崎駿監督=15日、東京都三鷹市の三鷹の森ジブリ美術館
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 東京都三鷹市の三鷹の森ジブリ美術館で15日、営まれたアニメーション監督、高畑勲さんのお別れの会で、高畑さんとともにアニメスタジオ「スタジオジブリ」を率いた宮崎駿監督(77)が読んだあいさつの全文は以下の通り。

95歳まで生きるものと…

 パクさん(高畑勲監督の愛称)というあだ名のいわれは定かではない部分があるのですが、だいたい朝がすごく苦手な男でした。東映動画に勤め始めたときも、ぎりぎりに会社に駆け込むのが毎日でございまして、買ってきたパンをタイムカードを押してからパクパクと食べて、水道の蛇口からそのまま水を飲んでいたという。それでパクになったという噂です。

 追悼文という形ではありませんが、書いてきたものを読ませていただきます。

 パクさんは95歳まで生きると思い込んでいた。そのパクさんが亡くなってしまった。自分にも時間がないんだなと思った。9年前、私たちの主治医から電話が入った。「友達なら高畑監督のたばこをやめさせなさい」。真剣な怖い声だった。主治医の迫力に恐れをなして、僕と(プロデューサーの)鈴木(敏夫)さんはパクさんとテーブルを挟んで向かい合った。姿勢を正して話すなんて初めてのことだった。

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