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ダメ男4人の悲喜劇「ハイライフ」 映像と音楽の効果にも注目

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 麻薬中毒の中年男4人が、ばかばかしい一獲千金計画に突っ走る悲喜劇「ハイライフ」。カナダの劇作家リー・マクドゥーガルの人気作が14日から、あうるすぽっと(東京都豊島区)で上演される。演出と上演台本を手がける谷賢一は、「4人のどうしようもない、ジャンキーな男たちの物語。人間の弱さ、かわいらしさが詰まった作品」と、格闘技のようなせりふ劇と向き合う。

 社会の底辺で行き詰まっている4人の男(古河耕史、細田善彦、伊藤祐輝、ROLLY)が、銀行のATM襲撃を計画するものの、事態は思わぬ方向に転がっていく-という物語。欧米で数多く上演され、日本でも、流山児★事務所などが上演を重ねてきた。

 作品の大きな魅力が、男らのダメダメぶり。公開稽古に臨んだ出演者が、役についてそれぞれ「脳の一部が欠損した男」(伊藤)、「全員を悪の道に引っ張り込む男」(古河)、「一番まっとうに見えてトチ狂っている男」(細田)、「臓器がすべてイカれている男」(ROLLY)と、愛情を込めて語ったほどだ。

 濃過ぎる出演者に加え、谷演出では映像と音楽の効果も見どころ。薬物の幻覚世界を表現するため今回、生演奏やゆがんでいく映像も駆使し、危ういトリップの世界を再現するという。谷は「実際のドラッグを使うと捕まってしまいますが、舞台で僕らとトリップしてほしい」とアピール。28日まで。(電)03・5391・0516。(飯塚友子)

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