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【高畑勲監督死去】「かぐや姫の物語」「アルプスの少女ハイジ」…映像表現に強いこだわり 

2013年11月、アニメ映画「かぐや姫の物語」の完成会見で、壇上に並ぶ高畑勲さん(中央)=東京都港区
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 「火垂るの墓」「アルプスの少女ハイジ」など数々の名作で親しまれ、5日に82歳で死去したアニメーション監督の高畑勲さんは映像表現への強いこだわりで知られ、製作には長い年月をかけるため、作品数は多くなかった。14年のブランクを経て平成25年に公開された「かぐや姫の物語」は、製作に8年、製作費約50億円を投入。「竹取物語」を題材とした物語を、背景とキャラクターが一体化し、一枚の絵のように動く作画で表現し、大きな話題を呼んだ。

 高畑さんは公開時、「これを作ることでアニメーションはひとつ先に進めた気がする」と手応えを語り、「見る人が映画と自分の体験を重ね合わせながら反芻(はんすう)してくれれば、こんなうれしいことはありません」と話していた。

 演出では徹底した取材とリアリズムを重視した。テレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」(昭和49年)では、当時は異例だった海外ロケを敢行。都会育ちの主人公が山形県で農村体験をする「おもひでぽろぽろ」(平成3年)では、ベニバナ収穫シーンの手の動きや音にこだわり、製作スタッフとともに何度も現地取材を重ねて繊細な表現を実現した。

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