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「ヘッダ・ガブラー」主演・寺島しのぶ 「彼女の悲しみ」探りながら

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「ヘッダ・ガブラー」主演・寺島しのぶ 「彼女の悲しみ」探りながら

「120年以上演じられ続けて、それでも魅力の尽きない『ヘッダ・ガブラー』はすごい」と話す寺島しのぶ(寺河内美奈撮影) 「120年以上演じられ続けて、それでも魅力の尽きない『ヘッダ・ガブラー』はすごい」と話す寺島しのぶ(寺河内美奈撮影)

 ノルウェーの劇作家、イプセンの「ヘッダ・ガブラー」が寺島しのぶ主演、栗山民也演出で4月7日から、Bunkamuraシアターコクーン(東京都渋谷区)で上演される。1890年に発表されて以来、多くの女優が演じてきた濃厚な会話劇に挑む寺島は「みんなが知っているのは悪女のヘッダだと思いますが、どこか悲しみを抱えている。なぜ彼女がそんなところに至ったのか探りたい」と話す。(栫井千春)

                  

 ヘッダ・ガブラー(寺島)は、高名な将軍の娘。社交界の花形だったが、父親が亡くなり、新進の文化史学者・イェルゲン(小日向文世)と結婚する。新婚旅行から戻って夫と暮らし始めたヘッダのもとに旧知のエルヴステード夫人(水野美紀)が訪ねてくる。夫人が、地方行政官である夫の連れ子の家庭教師・エイレルト(池田成志)とただならぬ関係になっていることを知ったヘッダは内心驚く。エイレルトはヘッダのかつての恋人だった…。

 嫉妬から、自堕落な生活から立ち直ったエイレルトが再び酒におぼれるきっかけを作ったり、大事な原稿を隠したり。衝動的なヘッダの行為が、やがて衝撃的な結末につながっていく。

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