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【鑑賞眼】宝塚歌劇団花組「ポーの一族」 素晴らしい明日海りおの演技

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アラン(柚香光、手前)を終わりのない旅へとエドガー(明日海りお)は誘おうとする(永田直也撮影)
アラン(柚香光、手前)を終わりのない旅へとエドガー(明日海りお)は誘おうとする(永田直也撮影)

 金髪の巻き毛、青い瞳、白色のフリルのブラウス、手には赤いバラ…。永遠の命を持った少年は妖しくも美しく、哀(かな)しい。「この役は、明日海(あすみ)りおにしかできない」と言っても過言ではないほど、名作漫画の主人公が、舞台にいた。

 花組トップ、明日海りお主演「ポーの一族」(小池修一郎脚本・演出)は、萩尾望都(はぎお・もと)の名作を初ミュージカル化。吸血鬼になってしまった美少年、エドガー(明日海)が時空を超えて旅する姿を描く。

 プロローグでテンポ良く作品の大筋を見せた上で、エドガーが人間だった頃から描いていくため、初めて「ポーの一族」の世界に触れる人も分かりやすい。エドガーとアラン(柚香光(ゆずか・れい))を軸に、原作の名場面も満載。小池の手腕がさえた。

 トップ、明日海は細部にわたって原作を研究、完璧なエドガーを演じた。極上の美しさはもちろん、注目すべきは高い演技力。指先の動きにまで気を配る細やかな芝居で、少年のまま、時空を超えて生きる主人公の存在に説得力を持たせた。

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