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豪快な重低音 日本最大の三味線が42年ぶりに復活

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豪快な重低音 日本最大の三味線が42年ぶりに復活

日本最大の三味線「豪絃」を弾く七代目杵屋佐吉さん(福島範和撮影) 日本最大の三味線「豪絃」を弾く七代目杵屋佐吉さん(福島範和撮影)

 豪絃の現状を憂えた七代目は10年前から復元に着手。演奏しやすいように棹を15センチ縮め、立てて演奏するための脚を付けた。さらに今回、42年ぶりに胴の皮を張り替えた。

 七代目の思いに応えたのが、東京・世田谷で三味線・箏専門店「亀屋邦楽器」を営む芝崎勇二さん(79)と勇生さん(49)親子だ。

 「胴の大きさが普通の三味線の倍以上なので、猫ではなく犬皮が張られていました。今回はカンガルー皮を使いました」と勇生さん。さまざまな工夫が必要だったが、芝崎さん親子は「難しい仕事で、かえってやる気になりました」と笑う。

 11月末、豪絃はついによみがえった。七代目は「祖父の苦心作を演奏できてうれしい。ゆくゆくは豪絃のための曲も作りたい」と満足そうな表情を見せた。

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