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木村大作監督・撮影「散り椿」完成 「念願の美しい時代劇」

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木村大作監督・撮影「散り椿」完成 「念願の美しい時代劇」

野上照代、木村大作監督、小泉堯史の3人(左から)。木村監督の「小泉さんに脚本を」という願いを、野上が仲介したという (岡本耕治撮影) 野上照代、木村大作監督、小泉堯史の3人(左から)。木村監督の「小泉さんに脚本を」という願いを、野上が仲介したという (岡本耕治撮影)

 名カメラマンとしても知られる「劔岳 点の記」の木村大作監督(78)の新作「散り椿」が完成した。脚本は小泉堯史監督(72)が執筆し、巨匠、黒澤明監督の下で撮影助手と助監督を務めた2人がタッグを組んだ。活躍が続く岡田准一(36)を主演に、「黒澤さんには迫れないが、美しい時代劇にしたい」と意気込みを語る。(岡本耕治)

                  

 原作は葉室麟の同名小説。主人公の新兵衛(岡田)は不正を訴えたために藩を追われる。麻生久美子(39)演じる妻の篠は、追放先で死ぬ直前、新兵衛の旧友で西島秀俊(46)演じる榊原采女を「助けてほしい」と遺言。かつての恋敵でもあった榊原のため、新兵衛は多くの敵が待つ藩に戻る…という物語だ。

 初夏、富山市内で、新兵衛が朝稽古を行う場面の撮影が行われた。

 撮影場所は、重要文化財の加賀藩役宅「浮田家」内の竹林。篠の実家の設定で周囲に溶け込むように屋敷のセットが建てられ、一角は江戸時代そのものだ。

 朝霧に見立てたスモークが立ち込める中、黙々と刀の素振りを行う岡田を3台のカメラが狙う。木村監督は、「(岡田が)チラチラと次第に

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