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舞台「デストラップ」 愛之助、翻訳・演出の福田雄一とタッグ

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舞台「デストラップ」 愛之助、翻訳・演出の福田雄一とタッグ

「サスペンス・コメディー」と銘打った舞台「デストラップ」でタッグを組んだ福田雄一(左)と片岡愛之助 「サスペンス・コメディー」と銘打った舞台「デストラップ」でタッグを組んだ福田雄一(左)と片岡愛之助

 「サスペンス・コメディー」と銘打たれた今回の舞台。片岡は「このサスペンスを、どう切ったらコメディーになるのか」と興味を覚え、「福田がやるなら」と期待が膨らんだという。

 「コメディーにも種類がある。さあ笑ってください、という作品がある一方で、サスペンスの中に織り交ぜていく笑いもすごく面白い」と福田。そう力強く語る背景には、3年前に手掛けた英スパイ小説を原作とするコメディーを交えた舞台「THE 39 STEPS」の成功体験がある。

 よりサスペンス色が濃い今作。「シリアスを装った笑いをやるには最高のパッケージ」と語る。「愛之助さんの演技には、シリアスすぎて笑える方向が絶対にある」という確信も、同作を選ぶ動機となった。「シリアスすぎて笑えるというのは高度なこと」と力を込める。

 実際、稽古中は笑いが絶えなかったという。特に片岡は、「こんなに真剣に稽古して笑われたのは人生で初めて」というほど共演の高岡を笑わせたといい、キャスト陣の和気あいあいとした雰囲気も伝わってくる。

 福田の演出もあいまって「絵の具を落とすように、作品の色が少しずつ変わってきた」といい、「歌舞伎の新作の芝居づくりにも、今回の構築の仕方は参考になる」と、得たものも多いようだ。

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