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【ステージ 芸】尾上右近、来年2月「清元栄寿太夫」襲名

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【ステージ 芸】
尾上右近、来年2月「清元栄寿太夫」襲名

「襲名後も、今まで以上に歌舞伎俳優として精進したい」と話す尾上右近 (春名中撮影) 「襲名後も、今まで以上に歌舞伎俳優として精進したい」と話す尾上右近 (春名中撮影)

 「兄(清元三味線方の清元昂洋(たかひろ))は三味線引きで、(語り手の)“太夫”でなければ栄寿太夫は継げない。襲名が困難な道であることは分かっているが、俳優としての覚悟ができた今だからこそ、清元の家に生まれた責任も果たせるかもしれないと考えました」

 迷った末、師事する当代菊五郎(74)に相談したところ、「二足のわらじを履くんだろう。しっかり頑張れよ」と激励され、襲名の決意が固まったという。同時に兄、清元昂洋も初代清元斎寿(さいじゅ)を名乗ることが決まった。

 今は襲名を清元発展の好機と捉え、歌舞伎と行き来できる強みを生かし、独自の活動を視野に入れる。「歌舞伎の中の清元ですから、僕ならではの活動も徐々にやっていきたい」。2年前から始めた自主公演「研の會」で、『義経千本桜 吉野山』を、通常の竹本(義太夫節)との掛け合いではなく、清元のみで踊ったのもその一例。

 「僕ならではの活動ができれば、自分のやる意味がある。ただ両方、中途半端になるのが一番まずいので、俳優も今まで以上に心して取り組みたい」

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