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【ステージ 芸】尾上右近、来年2月「清元栄寿太夫」襲名

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【ステージ 芸】
尾上右近、来年2月「清元栄寿太夫」襲名

「襲名後も、今まで以上に歌舞伎俳優として精進したい」と話す尾上右近 (春名中撮影) 「襲名後も、今まで以上に歌舞伎俳優として精進したい」と話す尾上右近 (春名中撮影)

 ■歌舞伎と二刀流、一層の飛躍へ

 若手の人気歌舞伎俳優、尾上(おのえ)右近(25)が来年2月、江戸浄瑠璃清元節家元・清元延寿太夫(えんじゅだゆう)の前名である「清元栄寿(えいじゅ)太夫」を、七代目として襲名することが25日、分かった。歌舞伎俳優が日本舞踊の家元を兼ねる例はあるが、将来的に浄瑠璃の家元を兼ねれば前例がない。“二足のわらじ”を履く右近は、「今まで以上に俳優修業にも励み、頑張っていきたい」と話す。(飯塚友子)

                   ◇

 右近は平成4年、清元節家元の七代目延寿太夫(58)の次男として東京で誕生。曽祖父で名優、六代目尾上菊五郎(1885~1949年)に憧れ、幼くして歌舞伎俳優を志し、12年に岡村研佑の名で初舞台を踏んだ。17年、二代目右近を襲名。華のある容姿、巧みな踊りで存在感を増している期待の若手だ。

 清元節は浄瑠璃の一流派で、江戸歌舞伎の舞踊劇の音楽として発展。「栄寿太夫」は、清元節家元の延寿太夫が代々名乗った前名で、将来的に家元につながる。

 右近は幼い頃から父の教えで、清元の修業も続けてきた。「(清元で特徴的な高音の)声も出る方で、声を出すことが好きでした」。右近襲名までは一門の発表会にも出演していたが、近年は俳優活動を本格化させていた。しかし、来年2月26日歌舞伎座(東京都中央区)で、父の七代目延寿太夫の襲名30年、祖父の六代目延寿太夫(1926~87年)の三十三回忌追善の節目の会を前に、父から栄寿太夫襲名を打診されたという。

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