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向田邦子賞に「毒島ゆり子のせきらら日記」の矢島弘一氏、選考委員は「ぶっちぎりの一等賞」

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向田邦子賞に「毒島ゆり子のせきらら日記」の矢島弘一氏、選考委員は「ぶっちぎりの一等賞」

第35回向田邦子賞を受賞した脚本家の矢島弘一氏 第35回向田邦子賞を受賞した脚本家の矢島弘一氏

 優れたテレビドラマの脚本家に贈られる第35回向田邦子賞が4日、TBS系ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」を手掛けた矢島弘一氏(41)に決まった。賞金300万円。贈賞式は5月30日、東京・内幸町の帝国ホテルで行われる。

 矢島氏は平成18年に劇団「東京マハロ」を旗揚げするなど、演劇を中心に活動。テレビドラマの脚本は、27年にNHKEテレの「ふるカフェ系ハルさんの休日」(第2話)が初めてで、今作は初の連続ドラマ作品となる。

 「毒島ゆり子のせきらら日記」は、「恋愛と政治に裏切りはつきもの」という価値観を持つ女性政治記者が主人公の深夜ドラマ。昨年4~6月に放送され、「恋愛」と「政治」という、一見相いれない要素を巧みに組み合わせたストーリー展開が話題となった。主演は前田敦子さんが務めた。

 矢島氏は受賞を受け、「僕はこの作品を、若い女性に対する『応援歌』のつもりで書いた。光栄と同時に、身の引き締まる思いです」と述べた。その上で、今後については「しっかりとしたメッセージ性のあるドラマを作っていきたい」と語った。

 選考委員で脚本家の池端俊策氏は、受賞理由について、「今年はこの作品がぶっちぎりの一等賞で、選考委員の全員一致で決めた。政治というテーマを重すぎず軽すぎず、適度なリアリティーを保って描いていた。若い女性と政治家の描き分けも見事だった」と語った。

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