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「X JAPAN」記録映画きょう公開 テーマ曲にYOSHIKIの死生観 心の傷背負い前へ

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「X JAPAN」記録映画きょう公開 テーマ曲にYOSHIKIの死生観 心の傷背負い前へ

ドキュメンタリー映画について「衝撃的な内容だと思う」と語るYOSHIKI=東京都新宿区(春名中撮影) ドキュメンタリー映画について「衝撃的な内容だと思う」と語るYOSHIKI=東京都新宿区(春名中撮影)

 日本を代表するロックバンド「X JAPAN」の歴史をたどるドキュメンタリー映画「WE ARE X」がきょう3日、公開される。世界への挑戦、メンバーの脱退や死、絶頂期の解散、そしてその後の苦悩…。テーマ曲も手掛けたリーダーのYOSHIKIは「振り返ることができない過去があり、過去に対するドアを開けるべきかと悩んだ」と制作の過程を語る。(竹中文)

                  

 YOSHIKIは幼なじみのボーカリスト、Toshlとバンド活動を始め、高校時代に「X」を結成。平成元年にメジャーデビューを果たし、「紅」などのヒット曲を放った。4年に「X JAPAN」に改名。奇抜なファッションでも注目を集め、唯一無二のバンドとして圧倒的支持を得ていた。

 しかし、人気絶頂の9年、自己啓発セミナーの活動にのめり込んだToshlの脱退宣言を機に解散。翌年にはギタリストのHIDEが33歳の若さで急逝した。

 「全ての思考がHIDEの死につながってしまった。何も考えたくなくなり、完全に壊れてしまった」と当時を振り返るYOSHIKI。精神科に通院していたこともあったという。

 実は10歳のときにも身近な人の突然の死を経験している。父親が自ら死を選んだのだ。

 「父親に対する僕の愛情が足りなかったのかなどと自問しては自分を責めた。HIDEを失ったときも、バンドを作った自分を責めた」。その思いはずっと封印してきた。

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