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【聴きたい!】クラシック名盤 ブリテン:鎮魂交響曲 戦争とその後を予見?

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【聴きたい!】
クラシック名盤 ブリテン:鎮魂交響曲 戦争とその後を予見?

ブリテン「鎮魂交響曲」CD ブリテン「鎮魂交響曲」CD

 イギリスの作曲家、ブリテンの交響曲は、「春の交響曲」や「チェロ交響曲」、今回取り上げる「鎮魂交響曲(シンフォニア・ダ・レクイエム)」など題名が付いているのが特徴。

 皇紀2600年(昭和15年)を記念して日本政府の依頼で作曲されたが、祝賀ムードにふさわしくないことなどで、祝賀演奏会での演奏は見送られた。不吉な開始部の「涙の日」、最後の審判の到来を告げる「怒りの日」、破滅後の救済を描く「永遠の安息を」という楽想は、せまり来る戦争とその後を予言したと映ったのかもしれない。

 世界初演は、翌1941年にニューヨークで行われ、日本初演は昭和31年に作曲者自身の指揮によりNHK交響楽団で行われた。プレビン指揮、ロンドン響の鮮烈な演奏で(製品番号‥WPCS-50511)。(モーストリークラシック編集部 平末広)

 ワーナー 1337円

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