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「真田丸」の経済波及効果、長野では200億9000万円

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「真田丸」の経済波及効果、長野では200億9000万円

 上田市は、昨年12月に放送を終えた信州ゆかりの戦国武将、真田信繁(幸村)の生涯を描いたNHK大河ドラマ「真田丸」による県内への経済波及効果は200億9千万円だったと発表した。同市内における観光消費総額は67億9千万円に上った。

 市の依頼で長野経済研究所(長野市)が調査した。ドラマ放送に合わせて上田城跡公園(上田市)にオープンした「信州上田真田丸大河ドラマ館」の累計来場数103万5千人を真田丸効果による観光客数とみなし、アンケートなどを元に数字を弾き出した。

 それによると、県内での観光消費総額は185億4千万円だった。このうち交通費を除いた総額は143億3千万円で、上田市が半分に迫る47・4%(67億9千万円)を占めた。1人あたりの平均消費金額は宿泊客が1万437円、日帰り客が5657円だった。

 大河ドラマ館への来場者の年齢層は男女ともに40代が最多で、これに60代、50代と続いた。全体の8割が県外からで、「家族・親戚(しんせき)」で訪れた人は全体の42・1%だった。家族旅行を目的に来た人も多かった。

 アンケートでは「上田市にまた来たいと思う」が83・8%を占めたが、再訪者をいかにして増やせるのかが今後の課題だ。真田丸は今月16日から台湾で放送が始まり、同市は台湾で観光PRを展開するほか、ドラマ館跡地に整備予定の新施設で中国語表記のパンフレットを制作することも計画する。新たな外国人観光客と再訪者の取り込みで“反動減”の克服を図る考えだ。

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