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プッチーニが描いた世界に迫る オペラ「トスカ」15日から上演

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プッチーニが描いた世界に迫る オペラ「トスカ」15日から上演

ローマ歌劇場で上演されたオペラ「トスカ」の舞台(写真提供・ローマ歌劇場) ローマ歌劇場で上演されたオペラ「トスカ」の舞台(写真提供・ローマ歌劇場)

 「蝶々夫人」をはじめ名オペラの数々を残したイタリアの作曲家、プッチーニ(1858~1924年)の代表作「トスカ」を声楽家団体の東京二期会が15日から東京文化会館(台東区上野公園)で上演する。作曲者が楽譜に書き込んだト書きをすくい取って演出を施し、1900年の初演時に作られたデザイン画を元にした舞台の上で悲恋のサスペンス劇が展開する。

 オペラ「トスカ」はナポレオンがヨーロッパを席巻していた1800年のローマを舞台とし、人気歌手のトスカとその恋人の画家が主人公を演じ、緊迫のドラマが繰り広げられる。画家は政治犯の友人をかくまったため死刑宣告を受け、トスカは恋人を救おうとローマ市の警視総監と掛け合い、警視総監は偽の銃殺刑を行って画家を解放する代わりにトスカをわが物にしようと迫る。トスカはとっさに警視総監を刺殺するが、画家は警視総監の計略通りに処刑され、トスカは恋人を追って自らの命を絶つ。

 「妙なる調和」「歌に生き、愛に生き」「星は光りぬ」はじめ美しい旋律が全編にちりばめられ、1900年にローマ歌劇場(当時はコスタンツィ劇場)で初演されると熱狂的に迎えられ、人気の高いイタリア・オペラの中でも屈指の名作とされる。今回はローマ歌劇場との提携公演として上演され、初演時に使われた舞台や衣装のデザイン画を再現して舞台美術が作られ、作曲者のプッチーニが歌手の動きや舞台美術の詳細な指示を楽譜に書き込んだト書きを丹念に読み取った演出が施される。

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