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日本の元祖「ファンキー」久保田利伸 ベスト盤、さらなる飛躍

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日本の元祖「ファンキー」久保田利伸 ベスト盤、さらなる飛躍

30年を振り返り、「時代が進めば進むほど名曲を生み出すのは難しくなる」と語る久保田利伸 30年を振り返り、「時代が進めば進むほど名曲を生み出すのは難しくなる」と語る久保田利伸

 1980年代後期の煌(きら)びやかなバブル期に登場し、日本の歌謡界にソウルやR&B(リズム・アンド・ブルース)といった米黒人ルーツ音楽を定着させたシンガー・ソングライター、久保田利伸(54)。昨年11月発表のデビュー30周年記念のベスト盤では、国内外の豪華ゲストを招き、過去の代表曲の数々を洋楽と邦楽のハイブリッド種のごとき佇(ただず)まいの楽曲に蘇(よみがえ)らせた。ニューヨークと日本を往来する国際的な活動で知られる久保田。今後も国境を越えた独自の存在感を放つ活動に意欲を見せる。(岡田敏一)

                   

 人気ドラマの主題歌「ユー・ワー・マイン」(昭和63年)のように、米黒人歌手のような滑らかでソウルフルでダンサブルな歌唱法と、最先端を行く洋楽の華やかさをまとった斬新な楽曲群で大スターに。

 ビートルズのような白人ロックを標榜(ひょうぼう)した楽曲はたくさんあったが、マービン・ゲイやスティービー・ワンダーといった米黒人ルーツ音楽や、それを大衆化した米モータウン・サウンド界のスターに成り切ろうとした彼の楽曲と歌声は従来の日本のポップスや歌謡曲にはなかったものだった。

 彼の登場以来、日本に「ファンキー」という黒人用語が定着。平成5年末以降はニューヨークと日本を往来する国際的かつ息の長い活動で知られる。

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