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ディランから教わった「字余り」「字足らず」 吉田拓郎が思い語る えんび服で授賞式は想像できない

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ディランから教わった「字余り」「字足らず」 吉田拓郎が思い語る えんび服で授賞式は想像できない

 拓郎がディランの曲と出合ったのは1960年代の高校2年生のとき。「ギター1本で歌うという存在の仕方が、それまでのアメリカンポップスや日本の歌謡曲とは全く違うものだった。僕は非常に大きな衝撃を受けて好きになり、ギター1本で曲を作るようになった。社会に対するメッセージソングを作る姿勢も刺激的でした」

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 ツアーの千秋楽にあたる10月27日の横浜市西区のパシフィコ横浜での公演では、ディランの代表曲「風に吹かれて」をギターの弾き語りで披露した。

 ディランは米ミネソタ州出身だが、フォークシンガーのウディ・ガスリー(1912~67年)に傾倒し、ニューヨークで歌い始めた。拓郎も「ディランの放浪の旅に憧れ、青年時代に放浪しなければいけないと思うようになった。『風に吹かれて』を聴き、男は風のように生きるべきだと思った」という。しかし、母親に相談した上で“放浪の旅”を決行したため、「行き先まで決まっていて旅行のようだった」と苦笑する。

 約2時間の公演では、観客約4700人の前で「落陽」「旅の宿」「全部抱きしめて」など23曲を歌い上げた。ディランも拓郎も70歳を超えている。それでも拓郎は「若い頃よりも今の方がステージを楽しめていると思う」とほほ笑んだ。

                   

 拓郎の公演はNHK総合で12月23日に放送される。

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