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ディランから教わった「字余り」「字足らず」 吉田拓郎が思い語る えんび服で授賞式は想像できない

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ディランから教わった「字余り」「字足らず」 吉田拓郎が思い語る えんび服で授賞式は想像できない

 米国のシンガー・ソングライター、ボブ・ディラン(75)がノーベル文学賞の受賞を受け入れる意向を示し、12月10日にストックホルムで開かれる授賞式に世界の注目が集まっている。シンガー・ソングライターの吉田拓郎(70)も授賞式に関心を寄せる一人。拓郎にディランに対する思いを聞いた。(竹中文)

                   

 「ディランがえんび服を着て、ノーベル文学賞をもらいに来るなんて想像できない。すごい出来事だなと思う半面、ディランは一体、どう感じているんだろうという思いがある」

 拓郎はかつて、日本レコード大賞の授賞式にジーンズ姿で登場した経験がある。その式で、「ひんしゅくを買った。ディランはえんび服なんて着ないで、ディラン風のファッションで行ったら格好良いだろうな、と思う。そう言うとまた、何も分かっていないことになるのでしょうが」。

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 ディランは受賞が決まっても、しばらくの間は沈黙を貫くという姿勢を通した。ディランといえば、これまでも常識にとらわれない作風で新風を吹き込んできた。例えば、ディランは1音に一言を込めるという一般的な固定観念を打破。メロディーから、はみ出すような言葉を語るように歌唱してきた。

 拓郎は「歌詞を作るとき、言葉をいくつもたたみ込んでも構わない、ということはディランから教わった。僕の歌詞も『字余り』や『字足らず』が多い。歌いにくいのですが、それはディランから教わった技」だという。

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