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「マイ・フェア・レディ」霧矢大夢 イライザの内面、自身の成長に重ねて

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「マイ・フェア・レディ」霧矢大夢 イライザの内面、自身の成長に重ねて

霧矢大夢 霧矢大夢

 オードリー・ヘプバーン主演の映画版でも知られるミュージカル「マイ・フェア・レディ」(G2訳・演出)が10日~8月7日、東京芸術劇場(東京都豊島区)で上演される。1956年の米ブロードウェーの初演から60年の節目の年。前回の公演に続き、真飛聖(まとぶ・せい)とダブルキャストでヒロインを演じる元宝塚歌劇団月組トップの霧矢大夢(きりや・ひろむ)は「役の内面の成長をより見せられたら」と意気込む。

 ロンドンの下町の花売り娘(霧矢/真飛)が言語学者のヒギンズ教授(寺脇康文)のレッスンで貴婦人へと変わるシンデレラストーリーを名曲でつづる。日本では昭和38年初演で、霧矢は平成25年から、宝塚の後輩で元花組トップ、真飛とともにヒロイン役に。霧矢にとっては退団後、1作目の作品だった。

 「最初はハードルが高かった。世界の恋人、オードリーや大先輩の大地真央さんが演じた役ですから」と苦笑い。だが、役と向き合ううち、チャーミングな役柄の中の人間臭さを実感することができたという。

 「ずっとヒギンズ教授の目線で見ていて。『何で俺の気持ちが分からないのか』と思っていたので、新たな発見ばかりで新鮮」と笑う。

 置き去りにされる女性の切なさに気づかぬ男性を「3年前はかわいく、今は愛しく思う。女優経験を積んだ今の自分が感じるイライザを演じられたら」

 大阪公演あり。(電)03・3201・7777。(橋本奈実)

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