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【話の肖像画】フリーアナウンサー・古舘伊知郎(4)「会社(テレビ朝日)に退社届を出したとき、全く慰留されなかった」「3年連続紅白司会は勲章」

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【話の肖像画】
フリーアナウンサー・古舘伊知郎(4)「会社(テレビ朝日)に退社届を出したとき、全く慰留されなかった」「3年連続紅白司会は勲章」

古舘伊知郎氏(春名中撮影) 古舘伊知郎氏(春名中撮影)

 〈フリー転身後、数多くのテレビ、ラジオ番組に出演。活躍の場を広げていった〉

 会社(テレビ朝日)に退社届を出したとき、全く慰留されませんでした。退社してすぐ、街中で知り合いのプロデューサーと互いに酔っ払った状態ですれ違ったとき、「古舘、お前、絶対に3カ月でつぶれるから」と言われたこともありました。傷つきましたね。でも、「じゃあ4カ月は持たせよう」と思った。そこで、フリー感覚は芽生えましたね。

 ありがたいことに、それからいろんな仕事をやらせてもらいました。トーク番組「オシャレ30・30」(日本テレビ系)、歌番組「夜のヒットスタジオ」(フジテレビ系)などの司会やF1実況…。F1の話をいただいたとき、僕はモータースポーツのことを全く知りませんでした。ただ、F1のハイスピードに自分のしゃべりが付いていけるのか、舌先で闘いを求めたいと思ったんです。

 一見、バラバラなようでも、全ての仕事はつながっていくんです。世の中には、畑違いのことをさせてみようと考える人がいて、「F1実況でベラベラしゃべる人が、全くしゃべらない役をやったらどうなるか」と声がかかり、NHK連続テレビ小説「君の名は」に出演させていただいたこともあります。それが「クイズ日本人の質問」などのNHK番組、さらに「紅白歌合戦」の司会につながっていったと思います。

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