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角松敏生35周年 デビュー盤を納得の再録 音源生かし歌声のみ

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角松敏生35周年 デビュー盤を納得の再録 音源生かし歌声のみ

「今は音楽家として余裕ができた」と語る角松敏生  「今は音楽家として余裕ができた」と語る角松敏生 

 デビュー作では作詞作曲を手掛けたが、編曲やプロデュースには関わらなかった。「精いっぱい歌っていた当時の自分を否定するつもりはありません。でも、レコード会社やプロダクションのスタッフの意志の上で“泳いでいる感じ”だった。極端に言えば、担ぎ出され、歌わされていました」と過去の自分に手厳しい。

 しかし、その後、プロデューサーとしての才能を発揮するようになる。58年のシングル「悲しみがとまらない」(杏里)をプロデュース。63年の同「You’re  My Only Shinin’ Star」(中山美穂)もプロデュースし、ヒットさせた。アーティスト活動を“凍結”させた1990年代の約5年間もプロデュースの才能を磨いた。「プロデュース期間中にはバックコーラスも務めたので、歌唱力がアップしました」

 今年3月にリリースした「SEA-」ではプロデュースも担った。演奏は当時のアナログテープの音源を生かし、歌の記録だけを今の声に差し替えた。作品について語るときは声を弾ませる。「自分の歌声が変わったので、演奏のバランスはそのままの方が良いと思いました。音質はブラッシュアップしました」

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