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【鑑賞眼】前進座「東海道四谷怪談」 34年ぶり随所に「らしさ」

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【鑑賞眼】
前進座「東海道四谷怪談」 34年ぶり随所に「らしさ」

 直助権兵衛で出る藤川矢之輔が、お岩の妹、お袖とついに結ばれ、それ故に破滅する「三角屋敷」が現代劇風な愛嬌(あいきょう)で歌舞伎味を調合する。伊右衛門が最期を遂げる前に「夢」の場を出し、お岩・伊右衛門俳優の美しい絵姿を見せる。原作通りにこの2場を出すのも前進座の特色だ。22日まで、東京・半蔵門の国立劇場。(劇評家 石井啓夫)

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