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ブノワ賞のオニール八菜さん、パリ・オペラ座で破竹の勢いで“出世”

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ブノワ賞のオニール八菜さん、パリ・オペラ座で破竹の勢いで“出世”

オニール八菜さん オニール八菜さん

 身長172センチの長い手足で繰り出すやわらかな踊りで、「バレエ界のアカデミー賞」と呼ばれる栄誉を手にしたオニール八菜さん。東京生まれで、舞踊好きの母の導きで3歳でバレエを始めると、踊りのとりこに。8歳で父の祖国、ニュージーランドに移住するまで日本で育った。毎年のように帰国し、母も着た振り袖で成人式を祝うなど「日本人であることを大切にしたい」と話すハーフだ。

 2009年、若手舞踊家の登竜門・ローザンヌ国際バレエコンクールで優勝。決勝では演技の最中、トーシューズのひもがほどけるハプニングにも冷静に対応し、注目を集めた。

 13年、「小さい頃からあこがれ続けていた」という名門、パリ・オペラ座バレエ団の正団員に。毎年の試験を突破し、今年、エトワール(最高位ダンサー)に次ぐプルミエール・ダンスーズまで昇進した。昨年、「白鳥の湖」で主役デビューも果たす。破竹の勢いでの“出世”に、舞踊評論家の岡見さえさんは「豪州のバレエのスタイルから、オペラ座に移り、短期間で優雅なフランス的表現を身につけた。キャリアあるダンサーが受ける賞を23歳の若さで受賞するのはすごいこと。スター性もあり、エトワールになる可能性は十分ある」と話す。

 14年にはブルガリアのバルナ国際コンクールで、その年の最高評価だった銀賞も受賞した。「私らしい踊りをしたい」と、まだ伸びしろを感じさせる新星に、さらに輝かしいキャリアが加わった。(飯塚友子)

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