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「ボクの穴、彼の穴。」 塚田僚一と渡部秀が初の二人芝居 個対個の心理から戦争の根幹へ

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「ボクの穴、彼の穴。」 塚田僚一と渡部秀が初の二人芝居 個対個の心理から戦争の根幹へ

 東京・渋谷パルコの建て替えに伴う一時休業のため、今年8月で43年の歴史にいったん幕を下ろすパルコ劇場。その掉尾(とうび)を飾るシリーズ第2弾として上演される「ボクの穴、彼の穴。」で、男性アイドルグループ、A.B.C-Zの塚田僚一(29)と俳優の渡部秀(24)が二人芝居に挑む。「2人で観客を引き込み続けたい」と、初の二人芝居にかける思いはともに熱い。(兼松康)

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 デビッド・カリとセルジュ・ブロックによる、戦争をテーマにした絵本が原作(松尾スズキ翻訳)。平成24年、「◯◯トアル風景」で岸田國士戯曲賞を受賞したノゾエ征爾が翻案し、脚本、演出を担当する。

 戦場に取り残された兵士の「ボク」が穴にいる。もう一つの穴には相手の兵士。孤独にさいなまれながら互いに見えない相手に恐怖心を抱く-という心理劇が展開される。

 戦争がテーマだが、渡部は「最初はイメージをつかむのが大変だった」。ミサイルを撃つなど派手なものではなく、あくまでも心理的な面を含めた兵士同士の極限のバトルで、穴の中という状況で演じることに対するイメージが難しかったという。塚田は「常に死と隣り合わせの戦場で、主人公はどうしてこんなことを言っているんだろう、などの理解を深めたいと思った」と話す。

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