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女性放送ジャーナリストの草分け、秋山ちえ子さん死去

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女性放送ジャーナリストの草分け、秋山ちえ子さん死去

秋山ちえ子さん=2008年8月、都内(栫井千春撮影) 秋山ちえ子さん=2008年8月、都内(栫井千春撮影)

 女性放送ジャーナリストの草分けで、40年以上にわたってTBSラジオ「秋山ちえ子の談話室」などのパーソナリティーとして長年活躍した評論家、秋山ちえ子(あきやま・ちえこ、本名・橘川ちゑ=きっかわ・ちえ)さんが6日、呼吸器感染症のため、死去した。99歳。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は次男、秋山宣夫(あきやま・のぶお)氏。

 宮城県生まれ。東京女子高等師範学校(現お茶の水女子大)卒業後、教師となる。結婚後に退職し、昭和23年からNHKラジオ「婦人の時間」で放送の仕事に携わり、放送ジャーナリストの草分けとして活躍した。

 32年、「談話室」の前身である「昼の話題」がスタート。85歳の平成14年10月まで45年間、月~金曜で放送が続き、放送回数は1万2500回を超えた。その後、週1度の「秋山ちえ子の日曜談話室」に変わり、17年10月まで3年間放送された。

 分かりやすい語り口で時事問題や暮らしの話題を取り上げ、毎年8月15日には、戦争で殺された上野動物園のゾウの実話による「かわいそうなぞう」を朗読するのが恒例だった。昭和29年、日本エッセイスト・クラブ賞。平成3年、菊池寛賞。著書に「九十九歳の恋うた」「八十二歳のひとりごと」など多数。

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