産経ニュース

【シネマプレビュー】「スイートハート・チョコレート」 北海道の夕張と中国の上海を舞台にした日中合作のラブストーリー

エンタメ エンタメ

記事詳細

更新

【シネマプレビュー】
「スイートハート・チョコレート」 北海道の夕張と中国の上海を舞台にした日中合作のラブストーリー

日中合作映画「スイートハート・チョコレート」の1場面(C) 2012 MZ Pictures 日中合作映画「スイートハート・チョコレート」の1場面(C) 2012 MZ Pictures

 北海道の夕張と中国の上海を舞台にした日中合作のラブストーリー。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭に参加した際、夕張市民の映画への情熱に感動した上海の米子(ミッシェル・ミー)プロデューサーが、監督に「月とキャベツ」の篠原哲雄を、主演に台湾のスター、リン・チーリンをそれぞれ起用し、企画。尖閣問題など日中関係の悪化で日本での公開がなかなか決まらなかったが、完成から5年を経て、ようやく実現した。

 10年前、上海からの留学生、リンユエは、夕張のスキー場でレスキュー隊員の守と出会う。チョコレートの店を出すのが夢だと語る守と恋に落ちるが、幸せは長くは続かなかった…。

 10年前と現在、夕張と上海を交錯させながら、甘く切ないメロドラマが進行する。日本が白銀の大自然で中国が近代的な都会という風景の対比がユニークで、監督やプロデューサーのこだわりが見てとれる。チョコレート並みに甘味たっぷりの展開だが、日中映画人の強い思いが伝わってキュンとした。26日、東京・シネ・リーブル池袋で公開。1時間45分。(藤)

 ★★★(★5傑作 ★4見応え十分 ★3楽しめる ★2惜しい ★1がっかり ☆は半分)

「エンタメ」のランキング