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【新聞に喝!】週刊誌の後追いが定着 なぜ新聞は「見識」を失ったのか ノンフィクション作家・門田隆将

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【新聞に喝!】
週刊誌の後追いが定着 なぜ新聞は「見識」を失ったのか ノンフィクション作家・門田隆将

 朝日は発覚後、告発者にインタビューもしている。しかし、そこでも「甘利氏を嵌(は)めるためにおこなったのか」という疑問の提示はしていない。つまり週刊誌に“丸乗り”したのである。

 だが、政権への打撃を企図したこれらの記事は、記者たちにとって虚(むな)しい「結果」に終わる。文春報道1週間後の1月28日、甘利氏は記者会見を開いて辞任を表明。週末、これを受けて各メディアは世論調査を実施した。内閣支持率が「どこまで下がったか」を見るためである。

 しかし、大方の予想に反して支持率は前回(昨年12月)より上昇していた。毎日は8ポイント、共同通信は4・3ポイント、読売が2ポイントと、いずれも下落どころか「上昇」していたのだ。まさに読者は「笛吹けど踊らなかった」のである。

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