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NHKグループ相次ぐ不祥事 カネに甘く薄い法令順守意識 「痛恨の極み」と経営委員長

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NHKグループ相次ぐ不祥事 カネに甘く薄い法令順守意識 「痛恨の極み」と経営委員長

NHK(日本放送協会)外観=東京都渋谷区(鈴木健児撮影)

 NHKグループで不祥事が相次いでいる。厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部は10日、危険ドラッグを所持したとして、医薬品医療機器法違反容疑でNHKアナウンサーの塚本堅一容疑者(37)を逮捕。子会社でも着服疑惑が相次いで発覚し、職員のコンプライアンス(法令順守)意識や組織の統治能力の欠如が浮き彫りになっている。

 「痛恨の極みだ。グループ全体で、受信料で支えられているNHKへの自覚が欠如している」。NHK経営委員会の浜田健一郎経営委員長は12日の委員会後、険しい表情を見せた。塚本容疑者が逮捕された事件では、東京・渋谷のNHK放送センター内にあるアナウンス室が家宅捜索を受ける異例の事態に発展。浜田委員長は「NHKは謙虚にならないといけない」と、綱紀粛正を求めた。

 子会社のNHKアイテックでは昨年末から、職員が業務の架空発注で現金を着服していた疑いが相次いで発覚した。NHK執行部はグループ経営を抜本的に見直す方針を経営委に報告。グループ間のなれ合い排除や不正防止策の徹底などを柱に具体策実行を急ぐ。

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