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加藤シゲアキ「映像化で“アイドル兼作家”を知ってもらえれば」

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加藤シゲアキ「映像化で“アイドル兼作家”を知ってもらえれば」

コミカルな演技も披露する主演の桐山漣

 作家としても知られ、マルチぶりを発揮する加藤シゲアキ(28)が原作、出演、所属するNEWSの主題歌と1人3役をこなすフジテレビ系土ドラ「傘をもたない蟻たちは」(土曜後11・40、全4話)が9日からスタートする。

 加藤は、2012年1月に「ピンクとグレー」で文壇デビュー。その後も「閃光スクランブル」「Burn.-バーン-」を発表。今作は自身4作品目の単行本となる。映画化された処女作「ピンク-」は、土ドラの初回放送日と同じ9日に公開される。2本目の映像化となった加藤に話を聞いた。

 「2つの映像化を機に僕の作品を手に取ってもらえるとうれしいし、加藤シゲアキという“アイドル兼作家”を知ってもらえると、なおうれしい」

 まずは素直にドラマ化を喜んだ。同作はエリート・サラリーマン、女子高生、美大生ら“いまを生きる”さまざまな主人公たちが登場する6編の物語からなる短編小説集。加藤自身が「実験的に、意欲的に、僕自身もリスタートした気持ちで臨んだ」と語るように“生と性”をテーマにファンタジー、ラブストーリー、純文学など幅広いジャンルで展開される。

 主人公(桐山漣)の幼なじみという原作には登場しないドラマオリジナルの役柄で出演もする。

 「自分で作ったキャラクターなので気恥ずかしい部分もあるが、誰よりもこのキャラクターについて考えてきた自信もある。自分にしかできない演技を楽しみにしてもらえれば」

 “3役”という贅沢な時間を味わいながら「しだいに明かされる2人の関係にはきっと驚いてもらえると思う。僕が口を出したのは1点だけ。友情や恋愛でまとめないでほしいということ。人と人、男女だけではなく同性愛も含め、かけがえのない人、大切な人・・・そういう部分を描きたかった。少し物悲しくて切ない、土曜日の夜にぴったりのドラマです」と自信を見せた。

 同局編成企画の羽鳥健一さんは「『傘-』は恋愛ものからSFまで多様なジャンルの物語が散りばめられた秀逸な短編小説集。原作の肝の要素を散りばめて4話の連続ドラマとして構築したが、ちょっとファンタジックで、笑いも涙も、そして切なさもある欲張りなエンターテインメントドラマになると確信しています」を語る。

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