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【話の肖像画】音楽プロデューサー・つんく♂(3)男性の心に刺さった「シングルベッド」

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【話の肖像画】
音楽プロデューサー・つんく♂(3)男性の心に刺さった「シングルベッド」

シャ乱Qとしてメジャーデビュー。ミリオンセラーを連発した シャ乱Qとしてメジャーデビュー。ミリオンセラーを連発した

 〈育ったのは大阪府東大阪市。テレビやラジオの音楽番組が大好きな子供だった〉

 小学2~3年の頃には、テレビの音楽番組をカセットレコーダーに録音して何度も聴いていました。ピンク・レディーや西城秀樹さん、山口百恵さん、榊原郁恵さんなど、新曲が出るたびに録音して、学校に持っていってみんなに聴かせていた。深夜ラジオもよく聴いていました。

 ロックを意識するようになったのは小学校高学年からですね。ビートルズやYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)、スネークマンショーなどに興味を持ち、音楽をジャンルで分けて聴くようになりました。

 初めてギターに触ったのは中学2年の頃ですが、現実的にミュージシャンで生きていきたいと思ったのは高校3年のときかな。それまでも憧れはあったし、なりたいとは思っていたが、もし大学に合格したら、その4年間で音楽を究めてプロの道を目指そう。そう誓いました。

 〈近畿大2年のとき、学生仲間5人で「シャ乱Q」を結成。地元・大阪で路上ライブを重ね、平成4年、23歳のとき、メジャーデビューを果たすが、最初は売れなかった〉

 メジャーデビューをしたレコード会社との契約は2年でした。でも思うようにいかず、契約解除の瀬戸際で出した「上・京・物・語」が何とか売れた。ただ、この曲は作詞も作曲も僕自身はまったく関わっていなかったので「次は自分の曲で」と研究を始めました。

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