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【花形出番です】「KBK48」は良い息抜き 歌舞伎俳優・坂東巳之助さん(4)

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【花形出番です】
「KBK48」は良い息抜き 歌舞伎俳優・坂東巳之助さん(4)

歌舞伎俳優・坂東巳之助さん(寺河内美奈撮影)

 (日本舞踊)坂東流の人間として、歌舞伎の興行に出られる立場にいるからには、踊りを広めたいという気持ちがあります。父(十代目坂東三津五郎)は「40過ぎてから、踊りが楽しくなった」とよく言っていました。僕が40歳になったとき、その境地にたどり着けるかどうか-。

 ただ、家元業は踊りがうまければそれでいいというわけでもなく、組織の長としての責任もあります。約4千人のお弟子さんたちは、踊りと坂東流を心から大事に思って、僕を支えてくださる方ばかりです。こんなにありがたいことはありません。

 役者としては、どんなお役でもやらせてほしい。自分を消すことへの抵抗はなく、むしろ、「あれ、誰?」と思ってほしい方です。お客さまには役を好きになっていただきたいですね。

 芝居漬けの毎日ですが、役者や床山さんら歌舞伎関係者で作るバンド「KBK(カブキ)48」の活動が、良い息抜きになっています。メンバーは10人弱で、「来週、スタジオ入る?」と話がまとまれば集合です。僕は昔からロック好きで、学生時代からドラムをやっていました。楽譜は読めませんが、長年のお囃子(はやし)の稽古が役立ったらしく、耳で覚えてしまいます。ギターも弾きますよ。

 あと、昔から動物好きで、今も家でリクガメのニコちゃんが待っています。帰ってくると寄ってくる(笑)。疲れが吹き飛びます。=1月は観世流能楽師、大槻裕一さんです。

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